DNAのある所


北海道での独り言
by tedtoyama
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自己紹介
男 
1996年から11年在住した米国シリコンバレーを後にして、2006年9月から北海道に移住。
パートナー2人と共に新しい生活を始める。
生まれて初めての北海道。
期待いっぱいで突進だ。
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リングコッド裁判 後編

知人が釣ったひらめと私のリングコッドが違法であり、釣り上げても生きていれば放流して問題なかったのだが、我々の場合友人と私で全部〆ちゃって(殺して)あったのでもう遅い。
ひらめの知人は全てを理解し、友人をかばうかのように「私が釣って殺しました」と申告した。うーむ!
私の場合自分で釣って〆たわけで、正直申告、言い逃れの余地無しでしたな。
魚の写真取られた後、違反切符切られた。
違反サイズの魚は没収された。
リングコッドはともかくとしても40cmほどの、築地じゃいい値だろうなあの「ひらめ」が消えた。刺身の想いと共に。
釣り上げた直後の〆る前、知人とひらめを撮った写真が残った。
なんだかなぁー、と3人とも拍子抜けしたように力を落とし戦闘意欲ゼロとなって帰宅した。
帰宅後違反チケットをよく見ると、裁判所への出廷日時が記載されていた。
違反日:2001年6月10日 出廷日時:2001年7月5日午前8時30分
場所:サンタクルーズ地方裁判所
となっていた。
DUIの保護観察中にまーた裁判所かよ、まあいくらなんでも留置場はないだろうし罰金以外に他は考えつかないから自分で行くかぁ、と決意した。こんな事で弁護士に依頼してたら経済破綻するし、後学の為にも体験すべぇーと、もうすっかり米国裁判沙汰通になっちゃったかのごとくお気楽モード状態であった。
独立記念日翌日の早朝は、まことにすばらしい天気に恵まれていた。シャワーを浴びコーヒーを飲んだ後、久々にスーツでビシっと決めてやった。裁判所に到着した。ドキュメントケース片手に颯爽と受付に向かった。なめられちゃいけませんからね、検事か判事の気分でいましょうね、お魚盗んだコソドロの気分になってはいけませんね、と胸を張り歩いた。受付で「お魚釣って違反切符貰ったんですけどぉー、どこに行けばいいんでしょうか?」と訪ねた。うーむ、身だしなみと気持ちの持ち様には程遠い、セコイ内容だとちょっと恥ずかしくなった。
「第2小法廷に行ってください。そちらです」おぉー!第2小法廷かぁ、かっこいい。
法廷入り口には合格発表のようなスケジュール表が張ってあった。朝8時から始まっている裁判には20人ほどの名前が記入されていた。いっぱいいるなあと思いつつドアを開けてビックリ。横長の木の椅子が4列ある法廷内は人だかりだった。50人はいますね。親兄弟友人などでしょうか、乳飲み子抱えたメキシカンや今にも麻雀始めそうな中国人やらでごった返していた。スーツ姿は私のほかに白人1人であった。ひそひそ話がほとんどだが、グループが多いので結構騒がしい。「静粛に!」カッツーン、とやって静まり返るような雰囲気でもない。判事もそうしない。
ふーん、へー、と周りを観察していたら突然名前を呼ばれた。「ふぁ、ふぁーい」と返事してよたよた判事の前へ歩み出た。さっきまでふんぞり返って余裕かましていたのだが、一瞬にして「ゆるしてくだせぇ」の罪人モードになっていた。
左に検察官1人、右に記録係りなど2人、正面には判事1人であった。お決まりの宣誓させられて即、罪状認否になった。
「なんだこりゃ?えーっと、リングコッドのサイズがぁー?あー、よく分からんなあ、ま、ともかく規則違反ね!罪認めますか?」と来た。
「はぁー?」っと一瞬引いたが、写真撮られてるし事実なので「はいその通りです、はい認めます、罰金払います(罰金のことは何も言われてない)、今すぐ払います」と緊張しまくって答えた。とその時「オブジェクショーン!!!」と検察官が大きな声で叫んだ。法廷内は静まり返る。私はちびりそうになった。血の気が引いた。なーんで異議あんだよー!お魚一匹〆ただけじゃんか、たのむよぉー!泣きそうになっちまった。
検察官は続けた。判事は罪状を正確に読み上げた後、被告の選択し得る全てのケースについて詳細に説明し認否を問う義務があります。とのこと。俺じゃないのか、判事か、しっかりやれよもー!
判事はあまりの馬鹿馬鹿しいケースと、この後続く多くの判決処理を控えているため、はしょったらしい。結局長々と今後裁判に持ち込む場合はとか、罪を認めない場合はなどの説明を聞いた後「有罪を認めます、罰金払います、全額今払います」と答えると「はいそれじゃこれにサインして」と言われてペーパーを一枚受け取りサインして終わった。
$270の罰金を払って裁判所を後にしたのは午前10時前であった。
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by tedtoyama | 2005-04-04 10:24 | 日記
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