DNAのある所


北海道での独り言
by tedtoyama
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自己紹介
男 
1996年から11年在住した米国シリコンバレーを後にして、2006年9月から北海道に移住。
パートナー2人と共に新しい生活を始める。
生まれて初めての北海道。
期待いっぱいで突進だ。
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埋もれた人材

人をうらやましいと思ったことはあまりない。本気では。
そりゃあ一流のスポーツマンや芸術家などを羨むことはありますよ。でも真剣に思うことはあまりないですね。
ただ目の前にいる、自分と同じような一般人に卓越した能力を持っていることを見せ付けられると少し心が動かされる。
最初は高校のときだった。同級生の友人の一人にユニークな人物がいた。
彼の日常生活スタイルは、一般的な世間から見たらいわゆる不良の領域である。
バイクを乗り回し、ディスコに通い、タバコを吸い酒を飲む。女衒(ポン引き)のまねもしていた。
彼は灘高に受かっていたが行かなかった。
地元の学校の学年順位は常に一桁だった。
高校1年の2学期の初め彼の家に遊びに行ったとき、部屋の机の上には物理Ⅱと数ⅡBの教科書が置いてあった。
「あ、それ姉貴の。数Ⅰと物理Ⅰはもう読んだから」と言った。
読み物じゃないと思うんだけどなぁ!
この人はガールフレンドとおててつないで受験に行き、東京大学に入学した。

この後日本を離れるまではこの時のような気持ちになったことはなかった。
すごい人に何人も出会ったが理解できる範疇だった。自分も成長してるなぁとは少し思ったが。
アジアの諸国でもビックらこいたが、シリコンバレーではちょっと違った。
ここには色々な分野や技術、その上日常生活でも「鉄人」がうじゃうじゃいる。
ほんとに飽きない場所だ。
自分にない能力や経験を持つ人との出会いが桁違いに多いのが魅力である。
大小企業やスタートアップ企業、個人経営、バレーに住まう人の生活を支援するサービス業、それぞれに一流の人材が結構揃っている。
それどころか、才能を持ちながら適所にはいない人も多いようだ。
適所の定義や本人の考え方、周りの評価になどに違いはあれど日本的に言えば
何で?と思うことが多い。
昨夜話しをした2人の日本人もそうだった。
一人は男性。レストランの事務をパートでしている。ブックキープですね。
京都大学工学部を卒業し日本でいくつか仕事を経た後渡米。先ほどスタンフォードのMBAを取得した。
その間も今もバイトしている。
現在も将来も取り立ててやりたいことはないと言う。
彼のメモリー容量には驚いた。英単語は辞書一冊分丸々記憶している。文法も完璧だ。国連A級の資格もある。発音はともかく。
先日彼の働く場所で別の人間と立ち話をしていた時だ。
私は数年前に起こった港湾ストの話題を話していると彼が口を挟んだ。
「あ、タフト・ハートレー法案ですね。1959年にアイゼンハワー大統領が発令した」
ナニモノだ、こいつは!と思いましたね。
もう一人の女性はMTVで本屋の店員をしている。
彼女も京都大学卒業後イリノイ大学でPhdを取得した後、香港大学で準教授をした。その後NASAの研究員を経て本屋さんである。
フランス語、英語、広東語を話す。
誰がどんな仕事をしようが構わないし興味もないが、こういった人たちには興味がある。
そしてこんな人たちがまだまだいるのが面白い。
大阪大学の工学修士でC++とJAVAプログラミングのプロが、キッチンヘルパーをしてたりする。
いずれもここは楽しい場所だ。
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by tedtoyama | 2005-05-15 14:05 | 日記
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