人気ブログランキング | 話題のタグを見る

DNAのある所


北海道での独り言
by tedtoyama
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
自己紹介
男 
1996年から11年在住した米国シリコンバレーを後にして、2006年9月から北海道に移住。
パートナー2人と共に新しい生活を始める。
生まれて初めての北海道。
期待いっぱいで突進だ。
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

17歳の少年マイクとの出会い

17歳の少年マイクとの出会い_b0049291_14454710.jpgサンノゼのマーチン・ルーサー・キングJr図書館でマイクに声をかけられた。
2ヶ月前の週末、同じ図書館の3Fにある日本語コーナーで出会った17歳の少年だった。
土曜日の朝早く、本を物色していると白人少年が同じエリアでうろついていた。
Hi!と声を掛け合った後、本探しに集中しているとすまなそうに尋ねてきた。
「コレハHistory ノ book デスカ?」
ちょっと気になって彼と話を始めた。
ここじゃなんなので、下のカフェでコーヒーでもと誘いお話を伺った。
17歳、サンノゼ出身、昨年からMITの学生(飛び級ですね)、一ヶ月前から日本語および日本について学習を開始、専攻は経済と理論物理(ちょっと引いた)、若年から来る経済的状況と大学での学習スケジュールから今は他国を訪問できないので興味のある国のイメージを掴みたい、ジュニア・ハイでスパニッシュをマスターし昨年はマンダリンを学んだ。
マンダリンをちょっと試してみたら私のほうが降参した。(ほんとに身に着けていた)
日本語を学ぶと同時に日本の歴史を学び、柔道や剣道、空手の国の武道を感じ、全然理解できない(素直なやつだった)「わび・さび」に近づきたいという。
大人の目をした礼儀正しい少年に、少しでも何か伝わればと思い仲良しになった。
何年か前、ネットスケープが全盛のころ、あるパーティーで少年に出会ったことを思いだした。
同じ17歳、彼は当時高校生だった。
新車のBMWでパーティー会場に駆けつけコーラを飲んでいた。
ネットスケープのシニア・プログラマーであり現役の高校生だった。
その時の彼とは全然違った印象を受ける。
マイクは、自分のやりたいこと知りたいことを思い描き、今できることを探し出し集中している。その興味は多分尽きることはないのだろう。

でも17歳はやっぱり17歳だった。
夕方時間が少しあるので知人の会社のガレージに簡易道場があるけど行くか?
と誘うと喜んでついて来た。
一時間ほどサンドバックと型、組み手で遊んでやった。

猫みたいに私の周りをちょろちょろしてかわいかった。

by tedtoyama | 2005-05-20 14:49 | 日記
<< 飲むなら焼酎・死ぬなら卒中 音と香り >>