自己紹介
男
1996年から11年在住した米国シリコンバレーを後にして、2006年9月から北海道に移住。 パートナー2人と共に新しい生活を始める。 生まれて初めての北海道。 期待いっぱいで突進だ。 カテゴリ
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サンノゼのマーチン・ルーサー・キングJr図書館でマイクに声をかけられた。
2ヶ月前の週末、同じ図書館の3Fにある日本語コーナーで出会った17歳の少年だった。 土曜日の朝早く、本を物色していると白人少年が同じエリアでうろついていた。 Hi!と声を掛け合った後、本探しに集中しているとすまなそうに尋ねてきた。 「コレハHistory ノ book デスカ?」 ちょっと気になって彼と話を始めた。 ここじゃなんなので、下のカフェでコーヒーでもと誘いお話を伺った。 17歳、サンノゼ出身、昨年からMITの学生(飛び級ですね)、一ヶ月前から日本語および日本について学習を開始、専攻は経済と理論物理(ちょっと引いた)、若年から来る経済的状況と大学での学習スケジュールから今は他国を訪問できないので興味のある国のイメージを掴みたい、ジュニア・ハイでスパニッシュをマスターし昨年はマンダリンを学んだ。 マンダリンをちょっと試してみたら私のほうが降参した。(ほんとに身に着けていた) 日本語を学ぶと同時に日本の歴史を学び、柔道や剣道、空手の国の武道を感じ、全然理解できない(素直なやつだった)「わび・さび」に近づきたいという。 大人の目をした礼儀正しい少年に、少しでも何か伝わればと思い仲良しになった。 何年か前、ネットスケープが全盛のころ、あるパーティーで少年に出会ったことを思いだした。 同じ17歳、彼は当時高校生だった。 新車のBMWでパーティー会場に駆けつけコーラを飲んでいた。 ネットスケープのシニア・プログラマーであり現役の高校生だった。 その時の彼とは全然違った印象を受ける。 マイクは、自分のやりたいこと知りたいことを思い描き、今できることを探し出し集中している。その興味は多分尽きることはないのだろう。 でも17歳はやっぱり17歳だった。 夕方時間が少しあるので知人の会社のガレージに簡易道場があるけど行くか? と誘うと喜んでついて来た。 一時間ほどサンドバックと型、組み手で遊んでやった。 猫みたいに私の周りをちょろちょろしてかわいかった。
by tedtoyama
| 2005-05-20 14:49
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