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DNAのある所


北海道での独り言
by tedtoyama
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自己紹介
男 
1996年から11年在住した米国シリコンバレーを後にして、2006年9月から北海道に移住。
パートナー2人と共に新しい生活を始める。
生まれて初めての北海道。
期待いっぱいで突進だ。
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深夜の階段

エレベーターって怖いです、昔から。
両開きでも、片側から開くドアでも、ゆっくりと開く速度が誰かいる(のではないか)と思わせる一瞬。
実際に人がいようが無人だろうがどうでもいいけど、その瞬間がちょっとしびれる。

あれまー!と、いつものように溜まった洗濯物を眺め、今からするかね?と
立ち上がった。
3Fの部屋からエレベーターに向かうと、やつは扉を開けて待っていた。
よしよしと、1Fのボタンを押すわけですね。
ん?
と、ちょっと間があり、扉が閉まる。
1Fで洗濯物をうりゃぁー!と投入する。
部屋に戻ろうとしたらまた扉を開けて、けなげ?にも待っている。
いいこ、いいこ、と部屋に戻り乾燥フェーズを待った。

そしてまた、エレベーターは扉を開けて待っていた。あれ?

自動ドアだって近づかないと開かないよなぁ。
エレベーターって普段口開けて待ってたっけ?
ここで初めて疑問を感じた。

乗り込んだ瞬間、扉が閉まった。何もしてないのに。
で、下降もせずに扉が開いた。3Fのままだった。
ん?
1Fのボタンを押してもエレベーターは言うことを聞かない。
何度も何度もボタンを押した。
扉は閉まり、またすぐ開く。
そして何回目かに下降した。
外に出ようとした時である。出ちゃあイカン、とばかりに扉が閉じ始め行く手を阻む。
てめ!この!っと扉を押さえ外に出た。
ちょっとハァハァしてきましたね。

明らかに、やつは勝手に行動してる。
夜中に一人で寂しいもんだから俺に絡んでる。
エレベーター相手に喧嘩も出来んし、困ったもんだ。

しばらく無視することにした。

乾燥終わった洗濯物を上へ運ぶときだけは言うこと聞いてくださいね。
で、その時が来た。

やつは扉を閉めたまま、ボタンを押しても答えない。

どうやら嫌われたようだ。

もうちょっと遊んであげればよかったかな。
すねてるのかな?
階段にやきもち妬いてるのかな?

悋気はいけませんね

深夜の階段_b0049291_693141.jpgきつねうどんでも食べて寝よ。

by tedtoyama | 2005-06-02 06:10 | 日記
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