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DNAのある所


北海道での独り言
by tedtoyama
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自己紹介
男 
1996年から11年在住した米国シリコンバレーを後にして、2006年9月から北海道に移住。
パートナー2人と共に新しい生活を始める。
生まれて初めての北海道。
期待いっぱいで突進だ。
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たまには地元の話など

数日時間が経過しているので、ニュースではないが気になった話でも。

SFFD:サンフランシスコ・ファイアー・デパートメント(花火のデパートではありませんね、消防署)の署長は女性です。
警察署長も広東語を話す女性と記憶している。

先日、この消防署長の家から911通報があった。

署長の旦那が通報した。
奥さん(署長)が暴力を振るうので助けて欲しい、という内容だったようだ。
パイント(約470ml)グラスで後頭部を2度殴られたと訴えたらしい。
子供のことも心配だともいっていた。
駆けつけた警察の検分の結果、事件にはならず過ぎ去ったようだ。

これだけであれば、ちょっと笑える話、で終わるのだが、昨日の新聞サンフランシスコ・クロニクルを見て少し考えた。
そこには通報履歴として、署長の旦那の会話が出ていたからだ。
911通報システムは、簡単に説明すると、通報者からの電話はディスパッチャーと呼ばれる部門が受け取る。
彼らは、通報を受けながら最寄の警察や消防署に、リアルタイムで指示を出し、また通報内容を記録する。
指示を出している最寄の機関に会話に加わってもらうこともある。
最寄の機関は、会話をモニターしながら、時にはその会話に加わりながら現場に駆けつける。

消防署長の旦那とディスパッチャーとの会話が紹介されていたのだ。

メディアネタとしては受けるのかもしれないけど、事件にもなっていないことを
こんな感じで公にすることって、なんか意味あるのかなあ?

たまには地元の話など_b0049291_154565.jpg先週、オレゴンとの州境にある101沿いの海べりの小さな町、クレセント・シティー沖で地震があった。
幸い津波などの被害は報告されなかったようだ。
この街にはカリフォルニアで唯一、津波に対する注意道路標識がある。
カリフォルニア州では今、この道路標識を州全体の海岸線に設置しようとし始めたようだ。
標識がなかった、というのにも驚いたが、1964年の地震による被害で11人の死者を出したクレセント・シティーにだけ設置されているのにも考えさせられた。
そのうえFHA(政府機関)からは設置における明確な許可が出ていないという。
これも不思議だ。
許可も何も、大事なことではないのか?

101が海沿いを走るオレゴン・コースト。
とても美しい海岸線が、小さな町をつないでいる。
オレゴン州には5種類の津波注意・避難誘導、道路標識が設置されている。

州内を断層が横切り、サンディエゴやLA沖で油田を掘っているこの州には、近い将来地震がある。

早く対応して欲しいと考えた。
たまには地元の話など_b0049291_1551555.jpg

by tedtoyama | 2005-06-26 01:55 | 日記
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